分離不安症

ペットがじっと見つめているのを知りながら外出することほど辛いものはありません。特に甘えんぼの仔をひとり置いて出て行くときは当に“うしろ髪を引かれる”想い。「大丈夫かな。あの仔さびしがり屋だから。外の音にも敏感だし…。早く落ち着いてくれればいいんだけど...。物を壊したりして怪我しないかな。怖くなっておトイレじゃないところで用を足してしまわないかな。」不安は募ります。これらの問題行動は、一般的に飼い主と離れてから30分以内に発生しています。抗不安剤というお薬に頼ることになる前に、しつけをしっかりとして、ここで説明するレシピをちょっぴり塗る癖をつけましょう。日に3回程度続ければ必ず慣れてくれます。分離不安症のペットアロマレシピはとても簡単で、精油はひとつだけですからお金もかかりませんね。お試しレシピ(20ml500円)で試されると良いでしょう。もうそれ以上の精油も基材も必要なくなるかもしれません。

しかしこれを読んでいる飼い主さんならきっとお分かりのはず。一番重要なのは“しつけ”であることが。(けれどこの“しつけ”という言葉、誰がつけたのでしょう。あまりいい言葉ではないですね)“しつけ”の代わりに、“分かってもらって”家を出られるようになりたいものです。

ワンちゃん、ネコちゃんは食べ物が前に出ると、まず鼻で嗅いで確かめます。嫌いなものですと顔をそむけ、好きなものですと舐めたり食べたりします。アロマの香り嗅ぐと、食べ物にと一緒で最初だけ興味を示してすぐに顔を背けてしまいます。彼らは本能的に、また言葉を解しませんからモノが何であるかを目による視覚ではなく、鼻による嗅覚を使います。この食べ物の時と同じ動作です。嫌なものはすぐに顔を背け、好きなものならどうするか?「舐め」出します。しかし舐めだしたところを見た人は未だにいないようです。精油は基本的に(タイム・ツヤノール以外)は苦いですから、ワンちゃんネコちゃんが舐めることはまずありません。また人間のように香りという概念がありませんから。香りを嗅いでウットリということもありません。人間でも香りを嗅いで「ああっ、効いてきた」という経験はないでしょう。あくまでも事前情報が脳にインプットされた後での心理的効果ですから。アロマセラピーが微妙なりとも香りとして作用するのは、大脳辺縁系、記憶と本能を司る場所です。残念ながらアロマセラピーという概念の事前のインプットは動物たちには不可能ですので、精油に対して人間のような行動をとった仔を見たことはありませんし、また舐めてしまっては困ります。苦くて嫌がります(本能的に察知します)ので、もしもちょっとでも舐めようものなら、この瞬間【その香り=嫌いなもの】という認識が記憶として脳に“記名(記録)”されます。これが彼らにとっての生涯最初で最後の“インプット”になります。たとえ味が良いものに変わったとしても、その香りがある限り近づくことはありません。ネコちゃんなどは、生まれてから1~3ヶ月以内に食べたもの以外は生涯口にしません(家庭動物でないネコちゃん達の本能)。ここからも動物の本能の自然な危機管理体制が伺えます。決して人間と一緒に考えて、または思い込んではいけないのです。

ペットの癒しとは人間の思い込みではないかと、本当は飼い主の皆さんが思っていることは正しいでしょう。弊社の独自の脳や生理に関する研究の結果は“YES”です。ここではマンダリンという、人間が比較的好む柑橘系の精油を使用しますが、香は一切関与しません。d‐リモネンという柑橘系特有の香りを持つ成分のために、良い香りはしますが、精油は揮発性です。すぐに飛んで消えてしまいます。増して基材に数%含む程度では香りで彼らが作用することはありませんのでご心配には及びません。

 類 成分 含有量 作用・効果
モノテルペン炭化水素 γ-テルピネン 20% 自律神経安定
エステル アントラニル酸ジメチル 1% 自律神経安定
その他 アントラニル酸ジメチルは1%と少ないように思えますが、精油成分は全て異なる化学構造式から成り立っています。これはそれぞれの作用の強度が個々に異なるということで、たとえ1%でも50%の成分よりも強い場合があります。この1%のアントラニル酸は、他の精油では成分表に記載されない(分析テストで表示できない)ほどの成分量で、このマンダリンが1%でも最も多いと言えます。そしてこの成分とγ-テルピネンが相まって不眠症や神経胃炎などのレシピにも使用されます。

自律神経を安定させて落ち着かせるジェル

用意するもの
ジェルなら30ml用;
  • ハイブリットオイル
  • ナチュラルモイストジェル
  • 精油:エッセンシャルオイル
ジェルの作り方
  • 30ml容器にハイブリットオイル 2ml
  • マンダリン 5滴
  • ハイブリットオイル 20ml
3回/日ぐらいに数週間塗る癖を。もしも抗菌作用のレシピをお使いなら、それらに混ぜても良いです。あのレシピ、このレシピといろいろと塗りたくられるのは、人間でも嫌なものですから、できるだけ合わせられるなら(頻度と量を考慮して)合わせましょう。

高価な精油を買う前に!

本サイト上の全てのレシピ(通常材料費:500~2,500円)を初回2つまで一律500円/個でご提供。欲しいものを試してからの購入、皆さまのアロマセラピー安心購入を目指しています。     

  

ご記入の際、症状や獣医師先生のご判断等、できる限りお教えください。より良いレシピをご検討させていただきます。

 




 NPO法人日本メディカルアロマテラピー協会様動画

マンダリン、その作用の使い方

睡眠障害や不眠症に効果のあるレシピ

睡眠障害と言っても、様々なタイプがありますが、同時にその原因にも個々人千差万別です。西洋医療の製薬(対症療法)に対して、東洋医療的(原因療法)にも使われるアロマセラピーですが、問題は常に一つではありませんので、あらゆる可能性を試してみることが良いでしょう。ワンちゃんの夜泣きやイビキが不眠症の原因だったりも?

1)就眠障害型: 眠れない、寝付きが悪い不眠症型
2)中途覚醒型: 夜中に何度も目が覚めてしまう
3)早期覚醒型: 朝早く目が覚めてしまう
4)熟眠障害型: 全般に眠りが浅く、寝た気がしない
5)睡眠時無呼吸症候群等: 昼間の眠気が強い場合など
6)過眠による障害: 眠り過ぎる
7)睡眠リズムの乱れ: 昼夜逆転生活など
8)睡眠時の特殊な症状: 例として睡眠中の足のビクつき

イメージ4不眠の原因は人様々。これこそホリスティックに考えなければなりません。香りで眠気を誘ってくれるならば睡眠導入剤はいりません。ここでは身体が冷えていて発生する不眠型、またはその逆のケースをメディカルアロマテラピーで改善しつつ、自律神経安静や副交感神経強化のブレンドのより原液に近い経皮吸収で作用を促します。ハーブティを飲んだり、食べモノを食したりするのと同じことです。成分は眠りに関連する作用を持つあらゆる精油から選定し、眠る前30分前に塗布するものをご用意しています。


【精神・神経系 本格作用のアロマセラピー】


 


このページの精油だけでできる!!
人間のためのアロマセラピー・セルフメディケーション

上述のペットのためのレシピ作りに使われる精油(エッセンシャルオイル)がご家庭にあるとこれらのことが可能になります。私たちはこんなところでも、ペット達の恩恵をいただいているようです。

人間用のレシピは近日公開予定(現在 公開方法最終決定真っ最中)

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